中古テニスラケットを選ぶ3ステップ
- 2021.02.17
- テニス
僕は高校・大学とガチガチの部活・体育会でテニスをしていました。
今回はそんな僕が「中古テニスラケットを選ぶ3ステップ」を紹介します。
テニスはラケットのガットが切れてしまうことが度々起こりますので、ラケットを複数本用意しておかなければいけないですよね。
ラケット一本なら25,000円前後で買えますけど、二本になると50,000円、三本になると75,000円前後になってしまうので、中々厳しいお買い物になりますね。
先日の記事で「中古ラケットの購入はラケットに詳しくない方は避けた方が無難かもしれません。」と記載しました。しかし、詳しくないからこそ、まずは出費を抑えてマイラケットを購入したいんですよね。(スノボ初心者の僕も、先日スノボの板を購入検討している時に痛感しました。)
ですので、今回はラケットに詳しくないけど中古ラケットを購入して出費を抑えたいという方向けに記事を書きました。
では、本題へ移ります。
1.必ず、検討しているラケットを見て触って確認する
まず必ずやって欲しいのは、購入を検討しているラケットを実際に見て触ることです。
近年はネットショッピングが発達し限りなく身近なものになっているので、めんどくさいかもしれませんが、足を運んで自分の目で見て触るようにして下さい。
というのも、傷が入っている部位の写真を載せない等の購入者を騙すような悪質な手法を取る方は少なくなっていますが(提供者の信頼性と結びつけることで少なくなっている)、写真だけでは撮り方や光の入り具合等もあり、どうしても傷を見落としがちになってしまいます。
また、せっかく中古ラケットを購入して出費を抑えようとしているのに、一回失敗して二本目を購入することになってしまうと、新品ラケットを購入しているのと同等の出費をすることになってしまいます。
ですので、検討しているラケットを実際に見て触ってから購入してあげて下さい。
2.希望の使用期間から金額を決める
次のステップは金額です。
目安となる表を作成しましたので、自身が希望する使用期間から金額を決めてあげて下さい。
中古のラケットを出品している店員さんもラケットを数千本万本と見てきているので、かなりの知見があります。
つまり、値段を見るだけでそのラケットがどれくらいの価値なのか、知ることができます。(少し他力本願気味ですが。笑)
以下の表を目安にして値段を選んであげて下さい。
前提条件:テニスをする頻度は一週間に一回程度とします。
金額 | 使用可能期間 |
---|---|
¥10,000~15,000 | 3年以上 |
¥7,000~9,999 | 2~3年程度 |
¥5,000~6,999 | 1~2年程度 |
¥4,999~1,000 | 1年程度 |
※もちろん、これが全てではありませんので、あくまでも目安として参考にしていただければと思います。
しかし店員さんも人間ですので、そのラケットの価値を見落としてしまうことがあります。
そのため、次のステップで付けられている金額が妥当なのか確認して下さい。
3.表面の傷を見る
これは、誰もがまず最初に思いつくことだと思いますが、以下の理由によりやるべきです。
・表面の傷はラケットの状態と比例する。
・気分的に気持ちが良い。
まず「面の傷はラケットの状態と比例する」と言うことですが、よく「ラケットの芯が折れる」という言葉を聞くことがあると思います。
その芯が折れているかどうかというのは、実際に打ってみないとわからないことです。
「じゃあ芯の状態なんて確認のしようがないじゃん!」となりますが、そこでラケットの表面の傷を見て下さい。
実はラケット表面の傷の状態と芯の状態は比例する傾向にあります。
ラケットは使っていると芯は少しずつへたってきますが、全く傷をつけずに何年も使い続けることはほぼ不可能です。
どんなに大切にラケットを使っていても、ボールがフレームに当たってしまうことがありますし、地面に擦ってしまうこともあります。
そのため、ラケット表面の傷の状態と芯の状態は比例します。
表面の傷を見つつ「芯が折れていないか」確認してあげて下さい。
最後に、折れているかの判断するための「傷の許容範囲」を紹介します。
傷の許容範囲
目安としては、以下のような塗装の割れが数箇所あるだけなら許容範囲です。
(もちろん、各々の許容範囲があると思いますので参考程度にご覧下さい。)
ラケットが折れやすい部位は以下の4箇所ですので、その部位を見て折れていないことを確認して下さい。
おまけ
中古のラケットでは、希望のグリップサイズではないことが多々ありますので、自身の希望のグリップサイズなのかしっかり確認してから購入するように注意して下さい。
まとめ
中古ラケットを購入する際は、以下3ステップで検討してみて下さい。
1.購入検討しているラケットを見て触って確認する。
2.値段を見る
3.表面の傷を見る
中古ラケットの中には新品同様のラケットがよく紛れているので、グリップサイズにも注意しつつ、是非探して上手な買い物をして下さい!
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